10月24日 定例会の内容(1) 午前中

これはテープおこしではなく、議場での傍聴中にメモしたものです。
そのため、若干の書き落としなどがあります。
間違いや付け足しについては、ぜひ、お知らせください。
なお、開始直後30分の記録はございません。
(すいません・・・寝坊です (T_T))
※定例会での配付資料はこちらです
山田議員 通告案件1 地域活性化計画

帰島の目安は立っていない中で就労の場を求めるの際し、短期ではなかなか仕事がないのが実状で、若者の中には長期就労に切り替えるものが
出ている。

こういった若者に対はいずれ島に帰らなくなるものも出るだろう、そういったものに対し、今後三宅島行政としてどういった考えで今後対応していくのか明確に示してほしい。

村長 若者の対応については、過疎化に繋がる大きな問題。
今後の復旧政策に伴ない、優先的に取り組んでいきたい。
山田議員 今後島に返った時の商工業者への助成制度の見直しについて

金利や据え置き処置の他に、保証人の問題が一番ではないか。
この先の見えない状態の中、保証人を頼むという事は難しい状態ではないかと思う。

村長 各関係機関に要望していきたいのでご理解していただきたい。
山田議員 帰島後の農業者に対する農地への火山灰が与える影響はどういったものがあるのか早急に調べて、今後の対応策を示すべく調査が必要ではないか?

漁協も同じ、海に与える影響。
村長 現在の状況では、調査は難しい、
安全宣言が出された時点で調査し、安全に帰島し一日も早く、普段の生活に戻れるように努力していきたい。
山田議員 秋川高校にいる児童を始め、島民に対する交通費の支給、
JRや都バスの無料制度の要請。
村長 財政的にも苦しい状態、都と相談して、予算調整して行きたい。
山田議員 三宅島への一時帰島について

火山ガスはいまだ出ているが、地震はすでに収まっている。
住民は着の身着のまま避難している、冬も近く冬支度も出来ずにいる住民に対し、行政は今度どういった対応をいていくのか?
行政としての見解を聞きたい。

村長 火山ガスがなくなった時点で東京都と相談して、一日も早く実施出来るように検討していきたい。
山田議員
(再質問)
総論ではなくではなく核論で示してほしい。

現在、若者は都内に住民票を移しているものいる。
妻帯者の多くは妻が内地の人が多くいる。
その家族構成からして、内地での生活を望む妻がいる。

そういったものは内地での落ち着いた生活を地震や噴火におびえて暮らさない生活を望む声が出ている。
そういった者が出ている中で、今後どういった対応していくのかを聞いている。

村長 若者に対する対応だが、最初にやらなければ行けないのは灰の除去であろうと思う。
そのためには若者が不可欠である、若者には島から出ないような、政策を早急に最優先で取り組んでいく。
山田議員 商工業者に対する貸付けに保証人が要るというのは無理ではないか?
今現在、負債がある中でさらに借入をする時に、三宅島の資産価値はゼロに等しい、その中で保証人を立てろと言うのは無理。
村長 今ある制度を十分に生かして取り組んでいく。
山田議員 農漁業者は今たとえ帰れたとしても、すぐには収入に結びつかない。
少なくとも3年はかかるであろう、その間の支援策を聞いている。
村長 飲料水、農業用水の現状を把握し、早急に対応していく必要がある。
山田議員 一時帰島については、風向きによっては可能ではないか?
風上から接近上陸して。と気象庁長官もそういっている。
村長 一日に、2万から4万トンガスが出ている状況なのに、どうして長官があのような発言をしたのかわからないが、現在の状況の中で、帰島するのは無理と考えている。
また、今日にでも長官に会って真意を確かめたい。
山田議員再々質問 火山ガスはいまだに出ているが、長官は風上からは行けると言っている。

あなたの考えは分かるが全島民が望んでいる事柄に対し、責任ある立場で答えて頂きたい。

村長 一日多い時で7万トン出ている、その中で帰れるわけがない。
気象庁長官は、可能性を示しているだけで絶対ではない。

私は抗議に行くとは言っていない、相談に行って話しを聞きに行きたいと言っている。

寺本議員 公約で心身ともに充実した島での生活を挙げているがその中で言っている事で住民増加にたいしての政策を今後同お考えか?

もう一つ、NLPについては同お考えか?
他に8つの質問がある。

村長 公約を挙げたが、今回の噴火がこれだけ大きくなるとは予想外であった。
しかしながら、今後こういった長期災害に順次対応すべく政策を修正していきたい。

NLPは公約で反対の意思を表明しております。
寺本議員 避難者に対して雲仙普賢岳並みの生活支援をしていただきたい。
全回の臨時議会で村長は現在は、今は仮設住宅にいるものと考えている、後は自分でまかなってほしいと言った、住民の現状をなんら把握していない中での発言ではないか?

今後、雲仙や有珠で行われた支援が行われる事を望む。
村長 全国から集められた義援金の配分を早急にしていきたい。
寺本議員 基金の創設は考えていないのか?
有珠や雲仙では、それによって生活支援や、利子補給、教育補助などを実施した。
今後そういった対応を望む。
村長 積極的に補正予算などを利用して対応していく。
寺本議員 個人保証は法律でできないが、それを今確立していけるよう村長の考えを聞きたい。

商工業者に対する利子補填をしなければ、いくら無利子貸付けを30万円してもそちらに回ってしまって、いくらこちらで仕事が見つかっても、稼いだお金はみな利子に取られて生活がままならない。

今現在の三宅島の状態、特に個人の家が財産がどうなっているのかが、一番の気がかりなので、住民にたいして情報公開をしていただきたい。

有珠では自衛隊が撮影した映像をNHKさんがしてくれていたようだが、三宅村ではそういった考えはないのか?

村長 撮影されたものがある時は随時、希望があれば出していくつもりです。

融資制度は村が口出しできない。
しかし、都や国と協議し各関係機関に訴えていきたい。

寺本議員 秋川高校児童にたいして交通費の支給は賄えている。
JRさんの協力で足りているようだが、保護者に対しての支援をしてほしい。
子供たち、特に低学年の子供たちに対する今後の対応をお聞きしたい。

加えて来年度の入学児童は秋川に入学させるつもりなのか?

村長 JRさんに対し、災対本部から要望しすでに実施している。
新入生については秋川高校に入学させるつもりでいる。
寺本議員 冬季対策の中で、インフルエンザの予防接種はどうなるのか
疲れきった体、精神的ダメージを受けた中で、免疫のない体にはこの時期が一番つらい。
村長 インフルエンザについてはすでに対応している。
寺本議員 一時帰島について、村長の考え方を聞きたい。
寺本議員(最質問) 有珠や、雲仙で行われた事に対して、村長は義援金で賄うようなお考えのようだが、それは間違いではないか?

義援金とは全国から集められた大切なものです、それをそのような使い方が出来るわけがない。まったく答弁になってない。

村長 食事の支援などについては特別立法が在ると聞きましたので、国にお願いして調査していただいている、その返事が来るまでは明確な返事が出来ない。

情報公開についてですが、MXTVさんががんばって協力してくれている、しかし、映像が少ないので、都にお願いして時間の延長や映像をもっと流してほしい。

村長 NHKさんに義援金の配分をすることを文字放送などで流していたいただけるようにお願いしてある。
MXTVさんにはもう少しがんばっていただいて放送時間の拡大と映像を多くしていただけるようにお願いしたい。
寺本議員 秋川に避難している子供たちについては今後、早急に対応していただきたい、
すでに2ヶ月たつ中で、今の状態は誰が見ても異常ではないか?
村長 難しい問題なので、都や教育委員会と相談して決めていきたい。
寺本議員 暖房器具について早急に対応していただきたい。

八王子ではすでにコタツを支給していただけるようになりました、
ありがたい事ですが、使えば電気代がかかる、団地では灯油のストーブが使えないところもあるのでやもうえずガスを使う事になるだろう、その辺の支援をしていただきたい。

村長 すでに東京都さんが配布を決めているので、ストーブがいいのか、こたつがいいのか、住民に聞いて、配布していく予定

使用料についても免除できる方向で検討していきたい。

寺本議員 特別立方については、派閥を超えて実現していただきたい。
全壊家屋については今調査中ということです。

利子補填ではなく、全額凍結という方向で検討していいただきたい。


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