10月24日 定例会の内容(2) 午後一般質問

浅沼議員

海産物や農作物への影響が危惧される中で、 帰島した際に、生活が軌道の乗るまでの支援や 保障はないのか? 港湾に被害が出ているところもあるので その復旧についてはどうお考えか?漁礁の設置や、養殖場の新設などは考えていないのか? 今後の観光産業に対する影響が危惧される中で こういった復興策も見出していただきたい。

秋川高校に福祉課の創設をしたらどうか?
今後、若者の島外への流出を防ぐために 新たな課を新設してはどうか。

高齢者に対する生活支援、 年金はもらっているが、10万、30万の貸付け資金には 返済の事を考えると借りられない。 その辺のことをどうお考えか?

村長

海産物や農作物については、今後の調査でどこまで影響が 出ているのかが分かり次第対応していくつもりです。

三宅村の管轄外の事であるため、一概には言えない。 新入生については、教育委員会に確認したところ、 予定通り入学受け入れをする予定とのこと。

借り入れ金についての高齢者に対しての対応は 今後の課題であると思う。

菊池総務課長 海産物、農作物にたいする影響は今はわからないが 今後調査を進めていく中で随時対応していく。
浅沼議員

7月からの噴火の中で起こった農作物の被害については なんの保証もなかった、個人の保証はなされないところからわかるが、 今後、帰島してから生活が軌道に乗るまでの保証や支援は 是非していただきたい。

生活弱者、高齢者が中心ですが、いろいろな保障や支援が 法律の中であるようだが、ちょうど狭間にいる人たちが 少なからずいるので、その救済をお願いしたい。

長谷川観光産業課長 復興は灰の除去から始めなければ何も進まない、 その中で収入が得られる方法を考えて行きたい
浅沼議員 前回の噴火の時に同じような問題があったが、 農業者が自分達で取った灰に関しても収入が得られる 方法はないか?
村長 業者が仕事を受けて、それを個人でやっていただく、 そして収入を得ていただくと言う方法がある。
寺沢議員

住民の生活支援について、各関係機関のご協力を得て 少しずつ軌道に乗りつつあることを感謝致します。

三宅島は現在人が一人もいない状態である。 その中でうわさではあるが、空き巣が入っているという 話しを聞き、それを聞いた住民は不安を隠せないでいる。 今の状態で島に入れない状態で、このようなことがあるとすれば 決して許されないことです、その事実はあるのか、 あくまで噂なのか、真意を教えていただきたい。
自衛隊や警察、海上保安庁などが警戒にあたっているが 事件や事故での出動はなかったのか、教えていただき、 住民を安心させていただきたい。

村長 現在、保安庁が毎日海上の警戒にあたっている、 自衛隊も上空からの監視も実施している。 緊急出動に関しては、今はまだない。
寺沢議員

住民に対する情報の伝達方法を今後どうしていくのか、 住民に声が届かない以上、不安はいっこうに取り除かれない。
今はMXTVさんで一日二回の放送をしていただいているが、 今後、村長自ら、週に一回くらいの割合で記者会見なり、住民へ 向けての呼びかけなどはできないか、

村長 広報みやけを発行したが、今後インターネットをつかった 情報発信もしていく事で、都と進めている。
住民組織の立ち上げも少しずつ出来てきている、 そのためには、住民の協力も必要ですので、お願いしていくし、 村も出来る事を協力していく
寺沢議員 緊急出動がないということで、安心した。
今後も、村民の財産は島にあるので、警戒をお願いしたい。 やはり村長の声を直接届けることが今の住民には必要。

 

村長 出来るだけマスコミ等にでて情報公開していきたい。


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