東京都精神福祉センターのホームページより抜粋・引用しました。
災害後のこころとからだ
〜回復は、人とのつながりの中で促されます〜 |
災害後のストレスは、島での地震や噴火体験、家財が灰に覆われた被害、家族と離別した暮らし、新しい土地での慣れない暮らしなど、いくつも重なり合ってこころとからだに影響を及ぼします。
一人で悩まずに相談していきましょう。 次のような症状はありませんか
眠れない |
寝つきが悪くなったり、夜中に途中で目が覚めたりする |
イライラする |
ささいなことで怒りっぽくなったり、家族の中でもちょっとしたことでけんかになる |
気分が落ち込む |
意欲がなくなったり、泣いたり大声を出したり感情の起伏が激しい |
恐怖感や不安感がある |
ちょっとした揺れなどで災害を思い出し、強い恐怖感や不安感が現れる |
疲れやすい |
手足のだるさ、吐き気、ぜんそくなど |
これらは、ストレス反応によるものです。災害によって引き起こされる自然な反応でたいていの場合は、時とともに薄らいでいきます。災害発生後1ヶ月ぐらいで現れますが、半年以上経ってから現れることもあります。
不眠などの症状は、診療所などの医師に相談して薬を処方してもらいましょう。内科や眼科、整形外科などに受診している方は、ストレス症状について主治医に相談してみるとよいでしょう。お近くの診療所などがわからない方は、保健所に相談しましょう。
1 現実に起こってないことが起こっているかのようにふるまう2 極度の興奮状態 3 表情が全くない 4 ストレスによる身体症状が深刻 5 自殺のおそれが感じられる |
どこに行けばよいのか迷うときは、保健所や精神保健福祉センタ―に相談しましょう。
保健所:お住まいの最寄りの保健所 または、島しょ保健所三宅支所 電話03−3436−3654(東京都公文書館3階) 中部総合精神保健福祉センター 電話03−3302−7711 多摩総合精神保健福祉センター 電話042―371−5560 |
なお、中部総合精神保健福祉センターでは、島しょの方に専用の電話相談ダイヤルを設けていますのでご利用ください。電話03−3302−7579