25 DECEMBER 2000

■□■2000/12/25■□■三宅島MLダイジェスト■□■10447〜10499■□■

このダイジェスト版は膨大なMLの情報の一部を要約したものです

敬称略、要約は投稿のままとは限りません すべての投稿を採り上げたわけではありません

要約だけで中身を理解できる保証はありません

要約の文責は青野@Wisdom96にあります 誤りがあればご指摘ください
No
用件
内容

10570

RBサンタ作戦終了

三宅島自主保育サークル「どるふぃん」からの依頼で行われた三宅の未就学児向けプレゼント配送「サンタ作戦」が24日、不在等による未配達を除き、配送作業が終了しました。

10575

三宅村からのパソコンが配られだした様ですが

ワクチンソフトとか、入っているのだろか?細かくは書かないけど、MSのメーラ使っていて、ウィルス監視ソフトが入っていない状態のパソコンを使っているのは非常に不安。無料で発行されている大学のメアドも、規則的なアドレスで、ウィルスや広告のばらまきが、簡単で出来そうだし。

10581

一時帰島は絶対に必要。しかも早く。

いままでTVや写真で現状を見てきましたが、実際に自分の目で見るのとでは、たとえ家が無事であってもダメでも納得具合が違う。そして残念なことに泥流は出続けています。つい一週間程前に被害を受けた家もありました。今帰れば、大切な物を持ち出せるかも知れないのです。実際、作業で人間が島に入っています。彼らと同じような装備、準備をして少人数制で行けば、一時帰島は不可能では、ないと思います。幸か不幸か今年は台風も少なく、噴火後大雨というものがありません。本当ならば避難している間に、大雨が降り泥流が出尽くせば良かったのでしょうが、そうはなりませんでした。それならば、泥流の被害が拡大しないうちに帰るチャンスだと思います。

10582

一時帰島に関わる予算措置を東京都や国土庁は支援して欲しい

超長期化した災害に耐えるために、大切なものの持ち出しがどうしても必要だと思います。至急一時帰島の日程を立てる必要がある。特にこれから泥流被害が予想される地区については至急実施すべきです。帰島のためのガスマスクの装着などの安全学習は、将来島に帰ってからも必ず役に立つはずです。

10583

アカッココは大事な事が書いてあるから

アカッココを多摩ニュータウン上柚木の団地25軒を一軒一軒説明しながら配って来ました。(初めてです)最初のお家にお邪魔しました。そこで、感じたこと、よく見るものを感じました。ご主人さんが、、、こたつに入ってるシーンです。そして、、ここも西に窓が向いてるので富士山も見える団地の高台でした。昨日、、パソコンが宅配で来ていましたが、やり方がわからず、、、一緒に来たむすぶ会のメンバーがレスキューしました。それから、ここの奥さんと 一軒一軒インターホンを押して、、、アカッココを配り始めました。皆さん、、アカッココは大事な事が書いてあるから、必ず読んでいるとの事でした。

10584

いつも島魂を見て思っていたのですが

「一時帰島を何としてもさせろ」と私のところに言ってきた島民はいません。話の中で「一時帰島したいね〜」というのはありましたが。本当に「一刻も早い一時帰島」を強く望んでいる島民がどれだけいるのか、教えてほしい。頼りない村議会かもしれないが、島民の声が大きければ、もっと議会で論議されています。しかし、現在の議会の中で強く論議されている問題ではないことは事実です。

10586

新しいビジョンへの原動力

三宅島が火山島である限り、そこに関わる人は、噴火と向き合い、噴火によって変貌する自然と向き合い、その中で、人の暮らしを守っていかなければならない。将来の防災体制を確立するためには、島がどのように変貌して行くのか、そのありのままの姿を直視することが、新しいビジョンへの原動力になるに違いない。それを見ることなくしては、将来への展望は生まれないのだろうと思います。

10587

われわれは納税者です。

島の人々は、このまま、東京都にばらばらに分断されて、わずかばかりの施しを受けて、それで満足してしまうのですか?国が、税金を取り立てるのは、こういうときの保証をきちんとすることが前提ではないのでしょうか?その保証をせよと真っ向から戦うのが地元の議員大先生のお仕事のはず。すみませんが、議会の報告を読ませていただいたり、パソコンの持込を禁じたりと、これまたまことにお粗末極まりない対応の数々を見ていると、議会こそ島の人々の意見を代弁しているとは言いがたい。島の意思とは何かをあなたはご存知のようですので、ぜひともここで後悔してください。その結果、現状に満足していて、危機感がないとするならば、私のしていることは単なるおせっかいに過ぎませんので、即刻支援を打ち切ります。

10588

本当は怖いはずなのに

本当は怖いはずなのに、怖いと感じないような状況に、繰り返し身を置くことの危険性というものは、今でもはっきり自覚しています。あまり指摘されることのない、でも、実は大変に厄介な「心の危機」だと思います。

10590

野田君のレポートにもありましたが、

これから泥流にやられるところがあるらしい。「次の泥流で家がやられる」という状況が伝わっていないからではないかと思います。少なくともまだ間にあう人がいるのなら、一時帰島が優先されても良いと思います。(もっと言えば、この災害が1年とか2年とか長期化する可能性がある、もしかすると、もう島に帰れないかもしれない、ということが伝わっていないからではないかと思います。)

10592

どれほど人口が減るか

有珠山では虻田町の人口が2000人減りました。およそ1万人いた人口が8000人になりました。情報を可能な限り公開していてさえこうなるのです。今のままで住民に提供するべき情報を出さないでいたら、どれほど人口が減るか。「三宅島なんかどうでもいい。ほっとけばそのうち大東京にまぎれてしまう。」そう思っているえらいシトがいるように思えて仕方がないよ。あたらずとも遠からじ・・・

10598

島魂メンバーは多くの島民に気づかせようとしている

島魂メンバーは多くの島民に気づかせようとしている。行政や議会は機能していない。これは第三者からの目から見ても明らか。おのずと島魂を歓迎せず、島民の貴重な声を潰そうとする意志がうかがえる。飯沼さんの岡田教授とのレポートもそれを証明している。佐久間議員先生、島魂に歓迎される努力をする方が正しいのではないですか?マスコミには書くことも、言うことも出来ないんですよ。多くの島民は気づいていない。そう言うことが出来るのは、自ら被災者である島魂メンバーなのではないですか?

10599

第3極を用意することに島魂の存在意義はある

島魂は民意で選ばれた集団でないことは自明の理です。必ずしも、民意に添う必要はないでしょう。また、島魂と意見を異にするものがあってもいいでしょう。同じ土俵で争えばいいだけのことです。それができずに、裏で言っても、そりゃあ単なる愚痴に過ぎない。とるに足りません。島民の意見を代弁する必要があるのなら、島民によって選出された代理者がするべきです。それは、公的に選出された方の「仕事」です。島魂のレゾンデートルはどこにあるか。行政というフィルターを通さない、人の声を島魂で聞く。そして、行政というフィルターを通した上での人の声を行政から聞くマスコミというフィルターを通した上での声を聞く。それらを総合して、災害対策を考えていく指針にすることではないだろうか?第3極を用意することに島魂の存在意義はあると考えます。

10610

今がその時

今まで三宅島全島民<3850人が一致団結したことが過去にありましたか?今がその時だと私は思っていますが、そうでない人の方が多いのが実状でしょうね・・・

10611

きっと協力してくださる

これはもしかすると行政なんかより住民の方がやりやすいかも知れない。専門家による鼎談でもフォーラムでも何でもいいから、住民自身が専門家の話を聞く企画を立てれば、上に名前がある人のうち何人かはきっと協力してくださると思う。

10613

西のテッパツ

昨日交代の日程で神津島の現地対策本部に入りました。今日は、「西のテッパツ」が吹いており・漁船での三宅島行きは、欠航となりました。ヘリで向かった部隊も・午前中で、作業打ち切りとなりました。現在、更に風が強くなってきて、雨もつけてきたので・多分、明日も状況は厳しそうです。

10614]

住民は黙ってしまうものだ

一時帰島の声が聞こえない?避難者が望んでいないと真に言い切れるならそれでよい。しかし、断定的に考えることは危険であるという事も心の片隅に置いて欲しい。議員や有力者が発言すると、反対意見を持った住民は黙ってしまうものだ。

10618

被災者だけでも学習会や勉強会は開けます

北海道大学理学部の岡田先生と宇井先生を、有珠山を経験した防災に非常に高い見識をお持ちの研究者の立場で、村議会に招致してして、勉強する機会をもたれることをお勧めいたします。それと、岡田先生も宇井先生も、非常にご多忙ですが被災者が求めれば、必ずお時間を作ってくださいます。先日もそうでした。ご自身の研究が防災に寄与することを非常に重要視されておられます。ですから、行政が絡まなくても、被災者だけでも学習会や勉強会は開けます。

10639

アンケートでも

私の周りの人も、多くの人が帰りたい、自分の目で家を見るまでは安心しない、と言う人が多くいます。ですから、行政で一回、アンケートでもとったらどうだろうか?その上で、住民がどれぐらいの割合で一時帰島を望んでいるのかが分かると思うのですが。

10648

村からの広報

村からの広報は、月に一回の「広報みやけ」のみです。ですから、避難してから今までに村から発行された広報は3回のみです。

10654

お餅つき

高砂団地自治会主催の「餅つき」に参加してくださった三宅の方々、ありがとうございました。<(_ _)>

■□■2000/12/25■□■三宅島MLダイジェスト■□■10447〜10654■□■

Total 207 mails posted