5 DECEMBER 2000

■□■2000/12/05■□■三宅島MLダイジェスト■□■9522〜9588■□■

このダイジェスト版は膨大なMLの情報の一部を要約したものです

敬称略、要約は投稿のままとは限りません すべての投稿を採り上げたわけではありません

要約だけで中身を理解できる保証はありません

要約の文責は青野@Wisdom96にあります 誤りがあればご指摘ください
No
用件
内容

9524

分散しているために起きている弊害

 1,被災者にかかる交通費の負担が大きい。

これは、個人的に親類などに会う場合だけではなく、役場での手続き、日常の買い物、全てに、かかることです。

 2,支援の偏在。

物資、情報、心理的、行政、全ての支援が、被災者が分散していることにより、偏在しています。現状で、分散避難の悪影響が、最も顕著に現れている問題点だと思います。

 3,被災者(地)のコミュニティの破壊。

 4,子供の学校問題。

 5,高齢者をはじめとする、弱者のケアが行き届かない。  

 6,村役場の、余計な財政負担。

分散していなければ、たとえば、訪問に、交通費と莫大な時間をかけずに済む。その他にも余計な仕事が無くなるはず。その分、被災地としての仕事をすべき。

 7,元々住んでいる地域住民との軋轢からの解放。

現在、被災者の中には、壁一枚隔てて隣に住んでいる「普通の人々」の目を極度に怖れる例が見られるようになっています。3ヶ月も経てば、家賃を払わない避難民に対して、腹が立つ人がいても不思議ではありません。避難民を、日常を送っている人々の中に混在させるのは、大きな失敗です。双方のためになりません。今後、長期化に伴って、必ず大きなトラブルが発生します。未然に防がなければなりません。

9530

長期化が明確になってきたのですから

「楽観的に見ても1年」という言い方が、立場 のある方の口から出ているのですから、それを前提にすると、居住の集 約を考えねばならなくなると思います。最初から、とは思いますが、今 からでも遅くはないし、より長期化が明確になってきたのですから、働 きかけることは重要だと思います

9531

10日の第二日曜

葛飾区で活動しているボランティアグループのみくです。毎月第2日曜日に葛飾区のウイメンズパルでささやかな昼食会をしています。葛飾区立石5−27−1 1F 葛飾区役所北方向今月の「みく」ですが、10日の第二日曜で、クリスマスパーティをすることになっています。ゲームやプレゼントも用意いたしております。(たいした物は無いかもしれません・・・)三宅の皆さん参加できますか?皆さんには一応一般の参加者には参加費として500円を頂いておりますが皆さんは招待したいです。

9534

新島村

三宅の人達が移住を希望した場合には村から都や国にお願いし、新島に三宅の人達用の住宅を災対法による特別措置で建設して農地などを解放し、住み慣れた島に近い風土の中で生活できるよう諸条件の整備と受け入れの促進を要望するという内容です。今、新島に避難している三宅村前村長も「是非実現できることを期待している」とのことです。

9538

自分の専門分野で

私は当事者ではないために皆さんの苦悩を分かち合うことができません。法律に明るいワケでもないので皆さんに有益な情報を公開することもできません。顔の見えない人達と協調することが苦手です。ボランティア活動も苦手です。でも、自分の専門分野では協力することができます。ほんの些細なことですが。

9542

メモでもいいです

三宅島の皆さん、メモでもいいです。どんな形でもいいから、実体験、感じたこと等を、きちんと残しておいてください。いつか”2000年三宅島雄山噴火の記録”みたいなものを作る日が来ます。その日のためにも、残しておいてください。

9549

一堂に会する機会

今日は、避難後初めて住民と火山学者と被災経験地区の方と行政とが一堂に会する機会を持てた。今日一日で答えがでるわけではないのは初めから分かっていたわけだが、何より大切なのは、目の前で起きているよく分からない問題について、それぞれが協力し合って一緒になって考え話し合っていくことだと思う。そういう意味で、今日壇上に乗られているのは島原市役所の方だが、やはり三宅村役場の方が出てこられなければいけないと考える。

9552

三宅島被災動物飼い主の会

「三宅島被災動物飼い主の会」が結成されたという記事が出ました。3ヶ月が過ぎ、ペットのことでもついに飼い主自身が立ち上がったということですね。

9556

どれだけ皆さんが本気になるか次第かと

1:現段階の公営住宅でのゆるやかな集結=都の決断で実現可能だと思う

2:三宅のコミュニティをがっちりと再構築する防災集団移転=村、都 の決意と、国への働きかけ

2の段階に向かう前に、1の段階を経た方がいいと思う。2は時間が かかるから、1の段階で島民が顔を合わせて、与えられたものとしてで はなく自分のこととして、2を考えていくことが求められると思いま す。何度も書いていますが、そこには、阪神大震災で県知事の呼びかけで 作られた中間支援組織「被災者復興支援会議」のような仕組みがあっ て、島民の意見を引き出し、また整理し、行政とも住民とも一緒に悩む 専門家集団が欲しいところです。

9568

第8回

三宅島噴火災害情報交換会

都・村、警察の方々からご提供いただいた最新映像の上映とあわせて、島民、行政、マスコミの方々などがお互い腹を割って意見交換してきたこの情報交流会も、9月以降、8回目を迎えました。今回もふるってご参加ください。

2000年12月9日(土)都議会6F第1会議室

13:30〜17:00 参加費200円(資料代)

2000年12月9日(土)都議会6F第1会議室

13:30〜17:00 参加費200円(資料代)

13:30〜 ビデオ上映(会議開始後も継続上映)

被災状況を撮影したビデオを各地区ごとに上映します。

14:30〜17:00情報交換会

参加者多数の場合は、8日の院内集会の報告など全体会議ののち、テーマごと(例:/子どもたちのおかれている環境について/生活支援・自立支援について/三宅島民情報ネットワークについて、/雄山の現状などに、テーブルを分ける予定です。

9574

三宅島被災動物飼い主の会

・「三宅島被災動物飼い主の会」は、 島内5地区から各1名ずつが飼い主を代表して集まり、 今後、村や都に対しペット支援を働きかけていく。

・会の事務局は東京都獣医師会のなかに置く。

・長期にわたってペットを預けている不便さ・心苦しさを 改善していきたい。

・具体的な活動はこれから決めていく。

・一般の方に支援をお願いするときは、 東京都獣医師会を通じて、 また新聞・テレビ等で広報をする。

9579

毎日寒いですよね

私がこんな馬鹿げたことをしている間に、大事な人々を寒さで殺してしまうかもしれない。わかっています。これから起こることは、噴火災害ではなく、人災です。私は、自分の無能力故に、その人災に荷担しています。今までの災害で、こんな例があったのなら、誰か知恵を貸して下さい。今夜も、空っぽの部屋で、板の間に、支給された敷き布団1枚敷いて眠ろうとする避難民がたくさんいるのです。

9586

三宅の再建

三宅の再建っていうのは、村の再建よりも広い意味。コミュニティの再建。笑顔も、仲間意識も対立も憎悪も、全部存在して、私の三宅島。

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