秋川高校の問題について、この場で私の発言は 出きるだけ避けてきました。 私の子供は、三宅小学校に在籍をしているはずです。 現在は三宅小学校には通学していませんが、そう思っています。 秋川高校にいない親として発言することは無責任につながるのでは? との思いからあえて触らないようにしていました。 (佐久間さんの指摘のとおり、島魂に掲載、取り下げの時点から) 昨日、初めて教育委員会からのアンケートを手元に貰いました。 (岡山に届いたものを改めてこちらに送らせた) 内容を見て、何が聞きたいのかよく分かりませんでした。 (どの文言をみてそう感じたか?等の質問はやめてください) 各項目についてレスをつけながらやっと書き終わったので 明日送ります。 教育委員会の日付が平成12年11月9日。 アンケート提出期限が平成12年11月13日。 配布形態は郵送。返事がファックス可とありますが、私はゆうそうを選択しました。 (ファックスのない家庭があり、考える時間の考慮がない。私のような者もいる。 これらの配慮が伺えなかった) このアンケートには、教育委員会(行政)としての姿勢が見えませんでした。 見えないので見えないと書いては置きました。 教育委員会としての方針を示してほしい。私達親や子供の意見の 聞き取りをしてしまうと反対に方針が立てづらいのではないか? と書きました。 ここに到っても尚、行政としての方針が出せない、島民に示す事の 出来ない教育委員会(行政)に失望しています。 このアンケートを回収すると親御さん方はきっと秋川高校存続! と見えてしまうような気がしました。(私が感じたということです) 今日のニュースの扱い方では、親が望んでいるのに学校(教員側)が拒否している。 と見えてしまったんですが、皆さんはいかがでしょうか? 教員の方々も必死に考えてくれています。 私はこの人たちを直接攻撃したくない。(私はです) 参考までに書きます。 我が家の子供たちは、別の小学校に行ってなんら負けることなく 元気一杯で学校生活を送っています。生き生きとしています。 毎日の女房からのDMで、知らせてきます。 子供たちは、子供たちなりに現状に対応する力は持っていると 私は思います。 我が家の次女、讃良々は三宅小学校では漢字が苦手で いつも残り勉強をしてくるような子供でした。 向こうの学校に行ったらいきなり、漢字テスト90点以上。 どうしたの?って聞いたら 「だってこの漢字、三宅にいる時に習ったもん!」 決して三宅島の教育は、世間から劣っているものだとは 感じなくなりました。 秋川高校で教育を続けていくことには現状では反対です。 (将来展望がなんら示されない現状の中で) 長期(目処のない)の避難と言われている中で、秋川高校の 存続問題が議論されています。最悪の場合”三宅島に帰れない。” この場合を考えてみてください。 このまま何の方針も示されないまま数ヶ月を経過します。 最終的に、親が引き取りなさい。という方針が示されます。 そのときには、否応無しに近所の学校に通学させざるを得なくなるはずです。 その時に子供たちは、 (1)今以上に、住宅の近所の学校の学習内容と同程度に勉強が出来ている状態 (2)今以上に格差がついている状態。 このどちらだと思いますか? 私は(2)だとしか思えません。 今なら近所の学校に転向しても、たとえ学年の中でビリであっても 追いつける可能性があるかもしれない。 このままずるずると、やっていって最終的に近所の学校に通学 することになったときに、その可能性のわずかな”芽”さえも 摘み取ってしまうことになりはしないだろうか? 先にも書いた通り三宅島の教育レベルは決して低いものでは ありません。自信を持っても良いのではないでしょうか? その中で、どうしても残らざるを得ない子のケア−を 考えて行けば良いのです。 たった一人だけ残されざるを得ない、その子には絶対に気がつかせずに! この点が大人としての我々の注意すべきことだと思いますが、 いかかでしょうか? 今日の、この発言はいち父母としてのものです。 ここ数日色々と考えてみた結果の中での発言です。 今までの主張と違っていたら許してください。 時間と共に考えも変わることを改めて勉強しています。 青山敏行