無料電話子供はダメ! 

2月9日定例会見で石原知事は、特設公衆電話の問題を 「それは、知らないな」と発言したが、
「子供が使えるように置いておけばいい」
「どっかにタダで、お父さんお母さんに かけられますよ、と張り紙でもすればいい」 と、学校側を批判した。

 

2月6日の朝日新聞朝刊によると、村教委によると、9月に引いた電話が無料だったのを知ったのは
2月に入ってから。
今後も無料電話は子供に使わせない理由として「テレカを与えたら長電話が増え、生活指導に
苦労した」そうだ。
しかも今後は、無料の電話を返してしまう。
。。。。

 

  災害非常電話は誰のもの!?

三宅島教育委員会、災害非常用電話を被災者に開放せず業務に使用 
避難生徒は全国から送られた支援テレカで公衆電話から家族と電話
「NTT東日本では(9月2日の第2報)、本日の三宅島住民への島外避難指示発令に 伴い、避難住民の通信手段確保の観点から、各避難所等へ特設公衆電話※1を以下の とおり緊急設置しました。 ※1 特設公衆電話:「特別設置公衆電話」発信する通話料無料の公衆電話 東京都立 秋川高等学校(東京都あきる野市下代継221番地) 設置台数 14回線 と明記しています. http://www.ntt-east.co.jp/release/0009/000902.html 今まで、秋川高校に災害用無料電話が16台(NTT東日本 第18報)も設置されて いるとは知らなかった。14台は9月2日にすでに設置されていた。 そのことは、生徒も父兄も全く知らされていなかった。
5ヶ月の間、全国から善意で送られたテレカを使い、たった3台の公衆電話に
子供達は順番を待って、親元へ電話をしていた。
善意のテレカが集まるまで子供達は自分のお金で電話をかけていた。 一部の現場の先生も災害用無料電話が設置されていることは知らないとのことだった。 現場の先生は電話機の不足を見かねて無料電話の設置を要望もしていた。 三宅村教育委員会はなぜ災害用無料電話が設置されていることを公表しなかったのか、 なぜ災害用無料電話を被災当事者の生徒に使わせなかったのか、 私は一父兄として問わずにはおれない。 テレカを寄付してくださった善意の皆さんにも説明すべきだと思う。 (文責:西野) 問題点 1 複数の情報からすると、災害用無料電話が入っていることは   三宅村や学校では事前に認知していたようだ。   事実、電話料金の支払い等の状況から認知するであろうし、   NTTが設置する際もNTTから説明があるはずである。   これはマスコミの取材で明らかになるだろう。 2 本来被災者が使用するための災害用無料電話を、なぜ児童・生徒に   開放せず、善意で集まったテレカを使わせ、しかも3台の公衆電話   の前に順番待ちさせていたのか、   しかも業務で使用していた。勿論業務で使用しても災害時には   問題ないのだが、主たる用途である被災者の利用という部分を   等閑にして、業務のみで使用していたところに大きな問題がある。    3 災害用無料電話があるのなら、そもそもテレカの支援はしなくても良かった   災害用無料電話を児童生徒に使用させず、同電話があったことを公表しなかった    のは全国の支援者を裏切る行為である。ここに批判が集中する。   私もテレカ支援者の一人として、裏切られた気持ちを収めることが出来ない。 4 電話問題は単なる1部にすぎず、この問題を通じて再度、三宅災害の   被災者対策を検証する端緒となるように希望する。                          miyakejima.MLより

島魂 http://miyakejima.net