地殻変動停滞?

 全島避難が続いている三宅島について気象庁は20日、昨年秋から続いていた、
同島の収縮を示す地殻変動がほぼ停滞している、との見解を明らかにした。

島の収縮は、大量のガスを放出している地下のマグマだまりの収縮などと関連が
あるとみられているが、同庁の観測によると、同島は昨年9月以降、1か月当たり
2―3センチずつ収縮していたが、今年に入ってからは収縮量も約半年で1センチ
と小さくなっていた。  

同庁火山課では「火山ガスの放出量も昨年10―11月ごろ、1日当たり4、5万トン
だったが、現在は1、2万トンに減少してきている。今回の地殻変動の停滞は、三宅
島の火山活動が落ち着いてきていることの現れではないか」とみている。


Yomiuri On Lineより


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Hiroyuki Noda