三宅島児童・生徒支援センターの活動の終了について

三宅島社会福祉協議会
  1. 三宅島の児童・生徒360人が秋川高校で寮生活を開始した直後の平成12年9月13日より活動を開始し、 平成13年1月に三宅島社会福祉協議会が活動を引き継いで以降、全国の皆様に長らくご支援・ご協力を 賜りました「三宅島児童・生徒支援センター」は、平成14年3月末をもって活動を終了いたします。

  2. 平成13年1月以降の活動内容
    @ 秋川学校の北辰館を拠点とした放課後の「児童館」としての活動
    パソコン指導、ビデオ鑑賞、小物作り、ソフトスポーツ、小イベントの開催など
    A 全国からお寄せいただいた支援物品を避難している子どもたち(未就学児を含む)へ届ける活動
    B 提案されたイベントの連絡・調整、協力

  3. 終了の理由について
    @ 校内の北辰館を拠点とした「児童館」としての活動は、主に寮生活を送る小学生に対して必要な活動であると提案することで、三宅村教育長より施設使用と活動の継続の了承を得たこと。その小学生が、この4月をもって秋川校舎からいなくなってしまうこと。
    A 基本的に就学児童・生徒に対するイベント等の受け入れ窓口は、三宅村教育委員会および村立小中学校、三宅高校で対応する体制が取れていること。
    B とくに秋川の村立中学校や三宅高校からの支援について要請がないこと。

    以上のことから三宅島社会福祉協議会では、学校敷地内において活動を継続することは不適当と判断しました。

    なお、今後は三宅島社会福祉協議会において、この間の活動についての記録作業を行います。途中、紆余曲折もあったため、記録のまとめ作業に多少の時間がかかると思われますが、ホームページならびに何らかの冊子によって記録を残したいと考えております。 この間、ご支援いただきました皆様に対する感謝の気持ちは言い尽くせません。また、これからも帰島の見通しの立たない中で、秋川で学校生活を送る中高生をはじめ、避難生活を続ける三宅島の子どもたちを引き続きお見守りくださいますよう、よろしくお願い お願いいたします。

    平成14年3月9日

    なお、就学児童・生徒に対するご支援につきましては、
    (住所はいずれも 〒197−0831 東京都あきる野市下代継221)
    三宅村教育委員会 電  話042−550−9149
             ファクス042−550−9168
    三宅村立小学校  電  話042−550−9162
             ファクス042−550−9183
    三宅村立中学校  電  話042−55−9165
             ファクス
    東京都立三宅高等学校
            電  話042−558−0156
            ファクス
    未就学児童に対するご支援につきましては、
    三宅島社会福祉協議会東京連絡事務所
    〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1−1 セントラルプラザ10階
              電  話03−3235−5730
              ファクス03−5229−1651