避難指示解除

2004年7月20日避難指示による全島避難が来年2月に解除されることが決まりました。
約4年。長すぎました。
6月に行われたアンケートの結果で決まったようですが、3800人いた島民は600人減り、そのうち7割が帰ると返答したと、新聞に書いてありました。新聞にと言うのもアンケートを書いた当の本人である島民はアンケートの結果を知らされていません。(7/20現在)
噴火中からずっとそうでしたが、こんな小さいな島なのに重要な情報を知るのは新聞やテレビからです。4年経っても変わっていません。実際この解除もテレビで知りました。できることなら先に村から聞きたかった言葉です。

そして避難解除にはなりますが、本当の問題はこれからです。噴火前の状態に戻るまでに何年かかるのか。果たして本当に戻れるのか。
ガスが人体に与える影響ももちろん気になりますが、現実的には目の前にある生活や避難中続けてもらったきた利子補給などがいつまで続くのかが、解除になると言う言葉を聞くと逆に不安になってきます。